軍港遊園は旅順軍港の北岸に隣接した公園である、面積5000平米ある。旅順港の入口の「旅順口」または「獅子口」と言われる最狭91メートルの部分また黄金山も一望できる。公園の西側には「獅子」の彫像があり、園の中央には「旅順口」の大きな石碑が建っている。
旅順港は黄、渤海の要衝に位置し、地形は険要で、周りは群山に囲まれ、秘匿性と防風性がきわめて良くて、北方の地区の天然不凍の良港で、かねてからの軍事要地、かつて世界の五大天然良港の1つと誉められていた。港は東と西の2港に分けていて、石岸を築き埠頭にした——清末に山東の長島から運ばれた花崗岩石で築かれている。1880年から、清政府はここで港を建て、中国最初の近代の海軍——北洋艦隊がここで誕生。1894年、日清戦争の黄海海戦で、北洋艦隊は破れ、日本軍は軍港を占領した。三国干渉後、帝政ロシアが代わりに租借、ロシア太平洋艦隊司令部もここに移転した。1904年日露戦争勃発、日本軍はこの旅順港を攻めた、1949年8月、旅順解放、旅順港は中ソ両国によって管理され、そして1955年ソ連軍は引き上げた、現在は中国海軍北海艦隊の基地となっている。